「風と手と土」 風手土農園の直営カフェ

2008-10-20

「あぜくらづくり」

e.jpgヒロのお菓子屋さんの建物は、校倉造りという工法で建てられています。

1階部分は鉄筋ですが、2階が無垢の杉の木を積み上げた校倉で、奈良の正倉院と同じと聞きました。建物自体が呼吸するので、大切なものを保管するのに、特に日本の気候では最適だそうです。
お部屋の壁は剥き出しの木ですので、裏磐梯の自然と同化しているような気分になりますね。

最近、若い女性のお客さんに「木の部屋が良くて選んだ」と言われました。
バブリーな時代を経験してしまった我々世代よりも、今の若者の方が確かな目を持っています。しっかりと地に足の着いた価値観に感心させられました。

築30年の決して新しくはない建物ですが、校倉の未来は明るいです。

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