最近のヒロブーム第2弾！
新メニューも定番になるのとそうでないのがあります。
仕入れ、仕込みの段取り、原価率、単に気分的に等、諸々の事情によりなんですが、この「あゆめしリゾット」既に定番メニューになっています。
会津の郷土料理で、「あゆめし」というものがあります。
要は鮎の炊き込みご飯なのですが、それをリゾットの料理法で仕上げています。
上に乗ってる鮎とは別のをスープ用に使うのですが、美味しいスープになるんですよ。それで炊き上げて、仕上げに軽く炒った松の実を加えます。
またまた地味で食べづらい一皿になっちゃいましたが、そのあたりがうちらしいということで。
いろんなとこで、「会津の素材のイタリアン」宣言してますからね。
頑張らねば・・・。
マリネで食べるピッツァです。
今回はワカサギで。
普通ピッツァはトマトソースで食べますが、酸味をきかせたオイルでも美味しいです。合います。
生地だけでしっとり感が残る程度まで焼いて、その上にマリネをのせマリネオイルを適量。
これは何でも応用がききますね。
この発見はすばらしいと思っているのですが、自分だけ？
ここんとこ料理をすることが楽しいです。
春の山菜からかな、既成のイタリアンにこだわるのを止めたら、実に楽しく料理が出来るようになりました。
お客さんに「美味しい」と言われたらガッツポーズです。
でも、なかなかうちの料理は評価しにくいですからねー。オーソドックスなメニューもコースに入れておかないと、食べて疲れますからね。
なんて心配も織り交ぜて。
2年越しの思いが形になりました。
あらためて見ると美しいですね。alfiの「ジュエルクローム」という魔法瓶です。
しかしただのポットなのにどうしてこんな高価なんでしょうねー？定価で2万円ですよ！スーパーには980円で買えるポットもあるのにね。
しかしモノ選びって楽しいですよね！
これもインターネットがあるから選べるわけで、裏磐梯のような「最寄の街まで1時間」なんて避暑地に住んでるとなおさらです。もう猪苗代あたりでは「日用消耗品」くらいしか買う気になれません。
こんなこだわるのも、ペンションという仕事だからでしょうか？
お客さんに見られるから980円のは使えない。
もし普通の家庭だったらどうだったろう・・・？
ま、でも、この魔法瓶にも「銀メッキ仕様」もあったはずです。それを選ばなかったってことは、たいして特殊な家庭でもないですね。
朝食に淹れるコーヒーを、うちはボダムのエレクトリックサイフォンを使ってたのですが、どーも調子悪く、おまけに味も安定しません。
こうなったら美味しいコーヒーを求めてコーヒーメーカーの再検討です。
ボダムを使ってみて、フィルターの重要性は分かりました。金メッキのフィルターがどうも美味しそうじゃないですか。それで従来のカリタのドリップ式で淹れたらイケルのでは・・・。
揃えました。
スイス・エルフォ社というとこのゴールドフィルター。なんでも純金メッキが2重だそうで、なんか美味しそうな気がします。ドリッパーも以前のプラスチックから今度は陶器のものにしました。これもなんか美味しそうな気がします。
サーバーも新調したし、どうです？生まれ変わったヒロの朝コーヒー飲みに来て下さい。
私にとってやっぱりイタリアのビールはこれ。
モレッティ。
ラベルのおじさん美味そうに飲んでるでしょ？
イタリア人は結構ビールの好きで、私もミネラルウォーター代わりによく飲んでました。
ペンションを始めて、飲み物メニューにももちろん入れてましたが、数年前から取引業者がなぜか扱わなくなり、しかたなく他ブランドを置いてました。
今回はネットで取り寄せての復活です。
ったく、ね、イタリアのビールはモレッティでしょ！
わかっちゃあいないよ。
セブンイレブンの角の、ずっと閉まってた商店がリニューアルオープンしました。
試しに入って話を聞くと、郡山の企業が昨年から小野川（デコの手前）で豆腐工場をしていたそうで、その直売所でした。
「出来立てです」と大きなバットからおたまですくって試食させてくれました。
美味いッス！
とりあえず家族にと、寄せ豆腐と豆乳をお土産。
豆乳はまだ口にしてないですが、豆腐はユイにも大好評！
国産大豆使用の地元の水使用となったら使わない手はないですね。
豆乳のスープなんて美味しそうだ！
おいしそうでしょ！
画像をクリックで大きなのが表示されます。
このあたり一帯で果樹園組合みたいなのがあって、いろんな果物狩りが出来ます。
ご紹介しますね。
いちご・さくらんぼ・メロン・ブルーベリー・桃・ぶどう・梨・りんご
4月から11月まで何かしか「狩り」が出来ます。
あ、5月後半の「山菜狩り」も忘れずに！
タイトルは「山の恵みのイタリアン」
《前菜》
カツオのたたき風カルパッチョ、ミズのにんにくオイル
山盛りワラビのピッツァ
《パスタ》
根曲がり竹とイカのペペロンチーノ
《カルネ》
仔羊のバルサミコソース、モミジガサの香り
私的には大満足の出来で、料理している側も「自然の恵み、ありがとう」という気持ちでいっぱいでした。
目指すは「季節と土地を感じるイタリアン」です。一歩前進できた気がします。
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